
今年の2月に急に力仕事をして腰を痛めた.実はそのときの痛みがずーっと続いている.
当初は寝返りをうつだけでも痛いので熟睡できないし,長時間椅子に座っているのもつらかった(むしろ,歩いている方が楽だ).
整形外科に行っても全く異常なしで,大量に湿布をもらってきて貼ってたけど,全く効き目なし.
半年以上もそんな痛みが続いたので,内臓系が悪いのかもしれないと思って,造影剤を使ったCT検査も行い精密検査をしたが異常なしという診断結果.
「異常がないのに痛いわけないでしょ.」
というのが患者としての本音だけど,なんでもないと言われた以上どうしようもない.放置することにした.
そのCT検査から2ヶ月経った.
次第に痛みが和らいできたのが自分でもわかるようになった.特に何もしてないので,自分でも理由がさっぱり分からない.思い当たる点としては,
- 食事を減らし気味にしたけど,普通の食事に戻した
- 腹筋を鍛える筋トレを少し行ったり,ストレッチも無理のない範囲でやった
これくらいだけど,回復してきた直接の理由ではないように思う.
人の体って不思議だ・・・
体のいろんなところにガタが来てるのは確か.このままいけば腰は回復すると思うけど,治るまで丸1年くらいかかりそうだ.やれやれ・・・
力仕事は特にそうだけど,普段の仕事でもなんでもそうだが,この歳になったら,自分のペースで焦らずやらないとダメだ.一度痛めたら,今回のように治るまでかなりの時間がかかる.
おそらく体力を使わない仕事や勉強なども同じだろう.急に無理してやるとしばらく何もやる気が起きない日が続くかもしれない.
50歳からの人生というものを,改めてもう一度考え直す時が来たのかもしれない.いつまでも若いつもりじゃなく,年齢相応の生き方として見直す必要がある.
今回の腰痛はその警鐘だったのかもしれない.
「四十にして迷わず」などと言うけど,五十にして迷ってばかりだ.