昨日、ICUで治療を受けている母と会うことが出来た.
偶然、CT検査から帰ってくるタイミングだったので,本来なら面会できないけど、ICUに戻る途中,エレベーターの前で会えますよと
看護師さんの計らいで数分だけ会うことが出来た.
ものすごい偶然だけど,おそらく孫に会いたいと願っていた母の強い思いがそういう偶然を手繰り寄せたのだろう
もう声も出せない状況だけど、会えて喜んでいるのは表情からよく分かった.
コロナ禍になってから、もう3年も会ってない.最後に会ったのは娘が中1の時だが、彼女は来月から高2になる.
この3年間,コロナ禍中でも感染対策をした上で短時間でも会おうと思えば会えないこともなかった.それを面倒に思っていたことに対して,後ろめたさや後悔がある・・・
そのことがずーっと心に引っかかって,ここ数週間は仕事も朝活もまるで気力が出ない日々だった.
普段から十分な親孝行をしていれば、このような思いはないだろう.
親不孝だから、いざという時に心残りや後悔に苛まれる.
今回も十分な親孝行とはとても言えないが,孫の顔を見せることが出来たことで、ホッとしている.
少しだけ,以前の私に戻れそうな気がする.