【すみだ北斎美術館】もし北斎が現代に生きていたら…

出張の帰りは夕方の便にしたので,午前は時間的な余裕があり(←確信犯w)

というわけで,かねてより気になっていた「すみだ北斎美術館」に行ってみた.

場所は両国駅から徒歩で10分ほど.だけど,炎天下だとちょっと辛いかも.

なかなかオシャレなモダン建築でした.

新しい建物のように見えるので,最近オープンしたのかな?

入口はこんな隙間.なかなか奇抜な作りです.

先着100名様限定とのことで,北斎の絵が描かれた堅あげポテトをゲット

今回は常設展と企画展の両方を観ました.企画展は山がテーマ.

北斎の山といえば,赤富士でしょうかね.

そんなに広い美術館ではありません,

常設展だけなら,10分もあればすべて観てしまうくらい.北斎の作品に限定すると,それくらいかもしれませんね.もっと他の絵師の浮世絵も扱うともっと楽しめると思うけどね.ちょっと物足りないかな.

写真撮影は常設展はOK(一部NGのものもあり)

気に入ったのはこれです.

滝が抽象的に描かれていて,人の姿を連想させるのがなかなか面白い.阿弥陀ヶ滝という名前の滝なので,阿弥陀如来をイメージするような形で描いたのかな?

後期の肉筆画になると,色彩が豊かになってとても綺麗.

版画の素朴な色使いもいいけど,水彩や油絵のような絵を見慣れていると,どうしても色彩豊かな絵の方に惹かれてしまいます.

この時ふと思ったのは,当時の版画技術ってIllustratorとかで何層ものレイヤーで塗り分ける方法としくみは同じだ.

もし今の時代に北斎が生きていたら,iPadやIllustratorを使ってどんな絵を描くだろう?と思った.

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