シャーロック・ホームズで学ぶ英文法

シャーロック・ホームズで学ぶ英文法

このような本を見かけたので購入した.

私が気になったのは,この本はただの英文学者が解説したのではなく,「筋金入り」のシャーロッキアンの方が編集に関わっていること.

パラパラと最初の方を読んだ感じでは,なんと!分厚い本であるにもかかわらず,短編の「青い紅玉」のみ扱っている.これはすごい.短編1つでこれだけの解説をするところに筆者の本気度を感じ取った.

一般的に英語の原書が読みにくい一番の理由は,分詞構文や倒置,省略に慣れていないからだと思う.その辺をしっかり基礎から解説してくれているのが,とてもありがたい.

ストーリー的にも「青い紅玉(本書では「青いざくろ石」と訳しているが)」は,ホームズの短編の中でも初期の作品で完成度は高い.

短編1つでも,ドイル(というか,ワトスン)の文体に一度慣れておくと,他の作品も読みやすくなると思うので,まずはこの「青い紅玉(The Blue Carbuncle)」の文法的な解釈をしっかりと身につけたい.

久しぶりにワクワクしてきた!

土日はホームズ三昧で英語を勉強することにしたい.

 

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