博士取得までの紆余曲折の半生記

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私は41歳で博士号を取得しています.取得年齢を聞くと,関係者の人は察しがつくと思いますが,かなりの紆余曲折を経てます.

  • アカハラに半ば鬱状態になり・・・
  • 博士後期課程を二度も退学し・・・
  • 就活はことごとく失敗し・・・
  • 博士論文の予備審査は2回も不合格・・・

などなど,他にもいろいろあります.

41歳といえば,大卒の22歳から数えると19年.退職が60歳と考えると,キャリアとしては,もう折り返し地点です.つまり,私の半生は博士取得のために費やしたと言ってもいいかもしれません.

工学系研究者の世界では言うまでもなく劣等な私ですが,ここまでしぶとく,諦めなかった人間もそんなに多くないのではと思います.

ここでは,そんな私が博士号取得までの半生を書いています.

今振り返ると,学生時代は随分子供だったなぁと恥ずかしくなりますが,今後,博士号を取得したいと思っている方々にとって,少しでも参考になることがあれば(勇気付けられることがあれば)幸いです.

  1. 希望に燃えていた時代
  2. アカハラ
  3. 研究者という道
  4. 所詮,カネだろ?
  5. 修士が目指すべき道とは?
  6. 残りモノに福
  7. 社会人博士課程に再入学
  8. 悪夢の予備審査
  9. 秀才たちの流儀のはざまで
  10. 運命の敗者復活戦
  11. 急転
  12. 独り立ち
  13. 新たな主査
  14. 最初のフルペーパー
  15. 査読者のあしらい方
  16. 二編目
  17. 全く違う視点
  18. 三度味わうには人生は短すぎる
  19. 20. 本審査,その後